デュアル・エム―空の記憶―

ゲーム基本情報

ゲーム紹介

『デュアル・エム ―空の記憶―』は、2010年6月25日にAbelSoftwareから発売されたアダルトアドベンチャーゲームで、同社のミステリーシリーズ第5弾にあたります。

物語の主人公は、美香・ヴァーミリオン。彼はイギリスの外国人学校であるチェスターランド学園日本分校の3年生で、同級生のロキと共に「VA探偵事務所」を構えています。美香は、人や物に触れることでその背後にある事件を視ることができるサイコメトリストですが、この能力には代償が伴います。人間に対して使用すると、その人は美香に関する記憶を全て失ってしまうのです。

ある日、クラブ『カップルズ・アップルズ』のマスターが殺害される事件が発生し、二人はこの事件の解決に乗り出します。さらに、同級生の女子から脅迫されているとの相談を受け、これらの出来事が大きな事件へと繋がっていくことになります。

ゲームはテキストアドベンチャー形式で進行し、プレイヤーの選択によって物語の展開やエンディングが変化します。原画はきみづか葵氏が担当し、美麗なイラストが物語を彩ります。

本作は、サイコメトリー能力を持つ主人公と、その能力に伴う葛藤を描いたミステリー要素の強い作品で、推理小説や探偵ものが好きなプレイヤーにおすすめの一作です。

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