ef − the latter tale.

ゲーム基本情報

ゲーム紹介

『ef – the latter tale.』は、2008年5月30日にminoriから発売されたWindows向けのアダルトビジュアルノベルゲームであり、『ef – the first tale.』の直接的な続編です。本作は、前作で描かれた物語の後半部分を収録しており、複数の主人公たちの視点から進行する群像劇として展開されます。

物語は、前作のエピソードに続き、新たなキャラクターや既存のキャラクターたちの深層に迫ります。特に、事故で片目を失った少女・新藤千尋（しんどう ちひろ）と、彼女に惹かれる青年・久瀬修一（くぜ しゅういち）の関係を中心に、愛と喪失、再生の物語が描かれます。プレイヤーは、各キャラクターの視点を通じて、複雑に絡み合う人間関係や感情の機微を体験します。

ゲームはマルチシナリオ・マルチエンディング方式を採用しており、プレイヤーの選択によって物語の展開や結末が変化します。各ヒロインには独自のストーリーラインが用意されており、彼女たちとの関係を深めることで、多彩なエンディングに到達することが可能です。また、感動的なストーリー展開や美麗なビジュアル、そして心に響く音楽が本作の魅力を引き立てています。

ビジュアル面では、キャラクターデザインを七尾奈留氏が手掛けており、魅力的なキャラクターたちが作品の世界観を彩ります。さらに、オープニングムービーは新海誠氏が制作を担当し、その美しい映像美が話題となりました。音楽は天門氏が作曲を手掛け、物語の雰囲気を深める楽曲が多数収録されています。

『ef – the latter tale.』は、その後、PlayStation 2向けに『ef – a fairy tale of the two.』として移植され、さらにアニメ化作品『ef – a tale of melodies.』としても展開されました。恋愛アドベンチャーゲームの名作として、多くのプレイヤーに感動を与え続けている作品です。

作品リスト: ef − the latter tale.