『夜巡る、ボクらの迷子教室』ゲーム情報
ゲーム名 | 夜巡る、ボクらの迷子教室 |
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ジャンル | アドベンチャー、ビジュアルノベル |
対応機種 | PC (Windows) |
発売日 | 2021年8月27日 |
開発・発売元 | Laplacian |
価格 | 通常版:¥9,240 (税込)、限定版:¥13,200 (税込) |
シナリオ | 羽鳥まりん |
原画 | Fiora |
音楽 | 松本智也 |
ボイス | フルボイス |
ゲーム紹介
『夜巡る、ボクらの迷子教室』は、Laplacianが開発・発売したビジュアルノベルゲームで、ファンタジー要素と青春ドラマを織り交ぜたストーリーが特徴的です。ゲームの舞台は、異世界と現実が交錯する不思議な学校であり、プレイヤーはその世界で迷子になった若者たちを導いていくことになります。
本作の物語は、記憶を失った主人公「柳本智也」が、奇妙な学校に転校してきたところから始まります。この学校は、普通の学校とは異なり、学生たちは全員「迷子」として扱われ、各々が異なる理由でその場所に集められています。智也は、他の学生たちとともに「迷子の問題」を解決するため、様々な謎に挑みながら成長していきます。
ゲームの特徴的な部分は、ファンタジーと現実が交錯する「迷子教室」の設定です。教室内では、通常の授業が行われているかと思いきや、生徒一人一人にはそれぞれ異なる問題があり、物語はそれらの問題を解決しながら進行します。プレイヤーは、選択肢を通じて登場人物たちとの関係を深め、彼らの心の葛藤や成長を見守ることになります。
本作は、純粋な恋愛要素だけでなく、友情や人間ドラマも重要なテーマとなっており、登場キャラクターたちの成長を描いた感動的なストーリーが魅力です。特に、登場キャラクターの多くが個性的で、プレイヤーが選択するルートによってその後の展開が大きく異なるため、何度もプレイして各キャラクターの物語を堪能することができます。
グラフィック面では、原画を担当したFiora氏の美麗なイラストがゲームの魅力を引き立てています。キャラクターの表情や背景が非常に丁寧に描かれており、物語の世界観にぴったりとマッチしています。また、ビジュアルノベルの中で繰り広げられる細かな演出や、背景の描写はプレイヤーを物語の中に引き込む力を持っています。
音楽は、松本智也氏が手掛けており、シーンごとの感情的な盛り上がりを巧みに表現しています。音楽はゲームの雰囲気をより深く引き立て、プレイヤーの感情移入を助ける重要な役割を果たしています。特に、重要なシーンで流れる楽曲はプレイヤーに強い印象を与えるでしょう。
『夜巡る、ボクらの迷子教室』は、単なる恋愛アドベンチャーではなく、登場人物たちが抱える心の問題や過去を乗り越えて成長していくドラマが非常に強い作品です。ファンタジー的な要素を取り入れた学園ものとして、独自の魅力を放っています。個々のキャラクターが持つ深い背景や心情が、プレイヤーに強い印象を与えるでしょう。
さらに、フルボイス対応により、登場キャラクターたちのセリフや感情がより生き生きと伝わり、プレイヤーをより深く物語に引き込む要素となっています。ボイス演技は、各キャラクターの個性を際立たせる重要な要素となっており、物語の魅力をさらに高めています。
本作は、ファンタジー要素と現実的なドラマが絶妙に絡み合い、何度もプレイしたくなるような魅力的なストーリーを提供します。登場キャラクターの成長や感情の揺れ動き、そして最後の結末に至るまでの過程が、プレイヤーの心に深く残ることでしょう。『夜巡る、ボクらの迷子教室』は、その独特の世界観と深い人間ドラマで、ビジュアルノベル愛好者に強くお勧めできる作品です。
作品リスト: 夜巡る、ボクらの迷子教室