無垢 弐
ゲームタイトル | 無垢 弐 |
---|---|
ジャンル | アドベンチャー、エロティック |
発売日 | 2007年10月19日 |
開発 | Black Lilith |
発売元 | Black Lilith |
プラットフォーム | PC (Windows) |
対応OS | Windows XP/Vista |
エンディング数 | 複数エンディング |
メディア | CD-ROM |
レーティング | 18禁 |
公式サイト | Black Lilith公式サイト |
ゲーム紹介
『無垢 弐』は、2007年にBlack Lilithから発売された18禁のアドベンチャーゲームで、強いエロティックな要素とシリアスなストーリーが特徴的な作品です。このゲームは、前作『無垢』の続編であり、物語は前作から引き継がれる形で展開します。ゲームは選択肢を通してストーリーが進行し、プレイヤーの選択によってエンディングが変化する形式となっています。
本作の物語は、前作に引き続き、主人公が不穏な状況に巻き込まれるところから始まります。主人公は、純真で無垢な女性たちと関わりながら、その無垢さを次第に壊していくことになります。プレイヤーは、彼女たちとの関係を築きながら、エロティックなシーンを進めていくことが求められます。しかし、この無垢さを壊していく過程には、深い倫理的な葛藤と悲劇的な要素も含まれ、単なるエロティックな描写にとどまらない深いドラマが展開されます。
選択肢によってストーリーが大きく変わるため、複数のエンディングが存在します。それぞれのエンディングは、プレイヤーの選んだ行動や決断によって大きく異なるため、繰り返しプレイすることで異なる結末を体験できます。また、シナリオの進行には、非常にセンシティブでデリケートなテーマが扱われており、倫理的な問題を投げかける場面もあります。このようなテーマ性により、ただのエロゲー以上の深みを持つ作品となっています。
グラフィックは非常に精細で、キャラクターの表情や衣装、背景などが緻密に描かれています。特に女性キャラクターたちの無垢な表情や、次第に変わっていく姿がプレイヤーに強い印象を与えます。また、エロティックなシーンが多く登場しますが、それらはストーリーの流れに沿って自然に描かれており、単なる性的描写にとどまらず、キャラクターの心情や物語の進行に深く関わっています。
音楽は、物語の緊迫感を高め、エロティックなシーンではその雰囲気を一層引き立てる役割を果たします。シリアスなシーンや感情的な盛り上がりに合わせたBGMが流れ、プレイヤーの没入感を高める効果を発揮します。ボイスも重要な役割を果たしており、キャラクターの感情を豊かに表現しています。
『無垢 弐』は、エロティックな要素が強いゲームである一方で、その背後には深いテーマが存在し、プレイヤーに倫理的な問題を考えさせるような要素が含まれています。選択肢を通じて物語を進める形式で、プレイヤーがどのように物語を解釈し、どのような結末に至るかは、その選択に大きく依存します。深いテーマ性とエロティックな描写が融合した本作は、ただのエロゲー以上の深みを持った作品であり、多くのプレイヤーに強い印象を与えることができます。
本作は、非常にシリアスなテーマを取り扱っているため、プレイヤーにはある程度の覚悟が必要ですが、それでも物語性やエロティックな要素のバランスが取れており、エロゲーとしての魅力を十分に持っています。
作品リスト: 無垢 弐