姦染3〜首都崩壊〜
ゲーム基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
ゲーム名 | 姦染3〜首都崩壊〜 |
発売日 | 2008年11月28日 |
開発元 | SPEED |
発売元 | SPEED |
プラットフォーム | Windows |
ジャンル | アドベンチャー、エロゲー |
レーティング | 18禁 |
原画 | ジェントル佐々木 |
シナリオ | 髪の毛座、ほか |
声優 | 民安ともえ(神凪悠帆)、計名さや香(綾瀬漣)、川瀬ゆづき(マルガリータ・バスクェス・穂村)ほか |
ゲーム紹介
『姦染3〜首都崩壊〜』は、2008年にSPEEDより発売されたアドベンチャーゲームで、シリーズ第3作目にあたります。本作は、東北地方を襲った「UNKNOWN-LV4」と呼ばれるウイルスの脅威が首都・東京にまで広がるパニックを描いた作品です。ウイルスに感染した人間は理性を失い、性欲が暴走するという設定が特徴で、ゾンビ映画のようなパニック要素とエロティックな描写が融合した独自の世界観を構築しています。
物語の舞台は、ウイルス災害から4年が経過した東京。主人公・綾瀬航は、天文学部のキャンプに参加するため渋谷を訪れますが、そこで異常者と化した人々が街を襲う惨劇に巻き込まれます。航は幼馴染の神凪悠帆や義妹の綾瀬漣、スペイン系ハーフのマルガリータ・バスクェス・穂村らと共に、感染から逃れつつ、ウイルスの真相を探る旅に出ます。キャラクターたちの複雑な人間関係や、感染による理性の崩壊が織りなすドラマは、プレイヤーに緊張感と興奮をもたらします。
本作の特徴の一つは、「ザッピングシステム」と呼ばれる独自のゲームプレイです。特定の場面で主人公以外のキャラクターの視点に切り替えることができ、同時刻に他のキャラクターが何をしていたかを確認できます。これにより、物語の全貌がより深く理解できるだけでなく、選択肢によってはストーリーの分岐にも影響を与えます。このシステムは、プレイヤーに多角的な視点から物語を楽しむことを可能にし、ゲームの没入感を高めています。
グラフィック面では、ジェントル佐々木による繊細な原画が特徴的です。キャラクターデザインはそれぞれの個性を的確に表現しており、特にヒロインたちの表情や仕草は、彼女たちの心情をリアルに伝えます。また、背景描写も細部まで丁寧に描かれており、パニックに陥った街の臨場感を引き立てています。
音楽も本作の重要な要素です。シーンに合わせたBGMが物語の緊張感や感情の高まりを演出し、特にクライマックスシーンでの音楽は、プレイヤーの感情を揺さぶる効果を発揮します。声優陣の演技も高く評価されており、キャラクターたちの感情をより深く伝える役割を果たしています。
『姦染3〜首都崩壊〜』は、単なるエロゲーではなく、パニックと人間の理性の崩壊をテーマにした重厚なストーリーが魅力です。プレイヤーは、感染から逃れるためのサバイバルを楽しむだけでなく、キャラクターたちの人間ドラマにも深く没入することができます。シリーズファンだけでなく、新たなプレイヤーにもおすすめの作品です。
作品リスト: 姦染3〜首都崩壊〜