いつか降る雪
ゲーム基本情報
項目 | 詳細 |
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タイトル | いつか降る雪 |
ジャンル | 刹那系ADV |
開発元 | でこポン! |
発売元 | でこポン! |
キャラクターデザイン | 桜桃ひな |
シナリオ | なす |
発売日 | 2004年2月27日(初回版) 2004年3月26日(再発売) 2006年12月8日(ダウンロード版) |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | 主人公以外不可 |
エンディング数 | ピュアエンド:4 カオスエンド:4 |
メディア | CD-ROM |
キャラクターボイス | 主人公以外フルボイス |
対応機種 | Windows 98/Me/2000/XP |
価格 | 8,800円(税別) |
ゲーム紹介
『いつか降る雪』は、でこポン!が2004年に発売した刹那系アドベンチャーゲームです。本作は、白亜のサナトリウムを舞台に、医師である主人公と5人の少女たちの交流を描いた物語です。それぞれのヒロインにはピュアエンド(ハッピーエンド)とカオスエンド(バッドエンド)の2つの結末が用意されており、プレイヤーの選択によって物語の行方が大きく変わります。
物語は、主人公が臨床看護士を辞めた後、田舎の駅にやってきたところから始まります。そこで彼は、白衣を着た高坂という男に出会い、蘇我博士の助手として白亜館に招かれます。白亜館は、赤いグラジオラスの花が咲き乱れる庭園が特徴的な、白亜の館です。ここで主人公は、不治の病にかかった5人の少女たちと出会います。彼女たちはそれぞれ独自の病気を抱えており、主人公は彼女たちと関わりながら、彼女たちの運命を変えようと奮闘します。
ゲームの特徴は、刹那的な時間の流れと、深い心理描写にあります。プレイヤーは、診察や会話を通じてヒロインたちとの関係を深め、最終的に彼女たちの運命を決定します。特に、ヒロインたちの病気や心理状態が細かく描写されており、プレイヤーに強い感情的なインパクトを与えます。また、ピュアエンドとカオスエンドの分岐は、プレイヤーの選択によって大きく変わり、物語の多様性を高めています。
キャラクターたちは個性豊かで、特に小野寺ちさとや小山田未来の描写が印象的です。ちさとは蘇我博士の娘で、脳障害を患っており、未来は悪性腫瘍が全身に転移している悲観的な少女です。彼女たちの物語は、プレイヤーに深い感動と葛藤をもたらします。また、声優陣の熱演も見どころの一つで、キャラクターに命を吹き込んでいます。
総じて、『いつか降る雪』は、刹那的な時間の流れと深い心理描写が融合した作品です。プレイヤーの選択によって物語が大きく変わる点や、キャラクターたちの個性豊かなストーリーが、本作の魅力となっています。エロゲー愛好家にとっては、必見の一作と言えるでしょう。
作品リスト: いつか降る雪