鬼うた。 〜鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。〜

ゲーム基本情報

ゲーム紹介

『鬼うた。 〜鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。〜』は、130cmより2009年6月26日に発売された18禁アドベンチャーゲームです。本作は、黒髪のキャラクターが多く登場し、物語の中盤から凄惨な展開になることが特徴とされています。

物語の舞台は、都会から離れた寒村・詩乃塚村。主人公・美作秋人は、詩乃塚神社の神主の息子で、極度のブラコンである姉・小春と、彼に執着する幼馴染・宮部綾子の存在により、友人が作れないことに悩んでいました。ある夜、秋人は賽銭泥棒に襲われ命を落としかけますが、土地神である鬼姫・姫歌に救われます。彼女は秋人を助けた代償として力を失い、彼に面倒を見てもらうことを条件に美作家に居候することになります。これにより、秋人を巡る小春と姫歌の対立が始まり、物語は進行していきます。

本作は、依存や嫉妬、修羅場といったテーマを描いており、プレイヤーは選択肢を通じて物語を進め、複数のエンディングに到達することができます。キャラクターデザイン・原画は泉水いこ氏が担当し、美麗なイラストが作品の魅力を引き立てています。シナリオは御童魁氏、六月の玉子氏、草薙氏が手掛け、深みのあるストーリー展開が特徴です。

対応機種はWindows 2000/XP/Vistaで、発売当時のPC環境でプレイ可能です。また、2010年1月29日にはファンディスク『鬼まり。 〜鬼が夢見し常の世に、至る幼き恋のはじまり。〜』が発売され、前作のキャラクターたちとの新たなエピソードや追加シナリオが楽しめます。

本作のオープニングテーマ「紅の空」は、理多氏が歌唱を担当し、作品の世界観を表現しています。YouTubeで視聴可能です。

作品リスト: 鬼うた。 〜鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。〜