平グモちゃん 戦国下剋上物語
ゲーム名 | 平グモちゃん 戦国下剋上物語 |
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発売日 | 2012年7月27日 |
開発元 | Liar-soft |
販売元 | Liar-soft |
プラットフォーム | Windows |
ジャンル | アダルトノベル(ADV) |
プレイ人数 | 1人 |
対象年齢 | 18歳以上 |
エンジン | codeX RScript |
音声 | フルボイス |
解像度 | 800×600 |
平グモちゃん 戦国下剋上物語は、2012年にLiar-softから発売された18禁のアダルトゲームです。戦国時代を舞台に、プレイヤーは歴史的な人物や架空のキャラクターとの交流を深めながら、物語が展開していきます。
本作のメインキャラクターは、戦国時代の有名な武将である松永久秀をベースにした主人公「久ちゃん」と、その恋人である「平グモちゃん」です。平グモちゃんは、戦国時代に登場する実在の茶釜をモデルにしたキャラクターであり、彼女の周囲には多くの個性的なキャラクターが登場します。たとえば、久秀との見合いを進める大商人「武野紹鴎」や、キリスト教を広めようとする南蛮人「来栖」などです。
ゲームはノベル形式のADV(アドベンチャーゲーム)で、プレイヤーの選択によって物語が分岐するシステムを採用しています。数多くのエンディングが存在し、プレイヤーは様々なルートを試すことができます。しかし、選択肢によってはすぐにバッドエンディングに進んでしまう場合もあり、慎重に進める必要があります。
この作品にはSLG的な要素も含まれており、軍備や内政などの数値管理が求められます。これらの数値がゲームの進行に大きく関与し、プレイヤーはその数値を満たすためにさまざまな決断を下さなければなりません。こうした複雑なシステムがプレイヤーに一定の難易度をもたらし、攻略が難しい一方で、やりがいも感じさせてくれます。
また、本作の特徴的な点として、登場キャラクターのユニークさが挙げられます。平グモちゃんは、他の登場人物が気にすることなく横文字や現代語を使い、戦国時代の枠を超えたキャラクターが描かれています。このような個性的なキャラクターたちとのやり取りは、ゲームのユーモアや魅力を引き立てています。
全体的に、ゲームは戦国時代を舞台にした独特の雰囲気を持ちながらも、ファンタジー要素や現代的な要素を織り交ぜたストーリーが展開されます。プレイヤーは歴史的なイベントと架空のストーリーが交錯する中で、物語を進めていきます。
評価としては、ゲームのデザインやシステムにおいて一定の評価がされていますが、難易度が高くなりがちであり、完全攻略を目指す際に苦労する部分もあります。それでも、ストーリーの面白さやキャラクターの魅力によって、良作として評価されています。
作品リスト: 平グモちゃん 戦国下剋上物語